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思いつくまま

書いておこうと思う。ウチノネコの最期の瞬間。

半日前にはベランダで日光浴もし、バケツの水を飲もうとしてた。
飲んでなかったかも。口を水につけて、口を濯いでた?
でももう何も食べられない。匂いを嗅いで口を付けるも、飲み込めない。

でも、楽しいことをしたい!
なんと、羽のおもちゃを振ると、小走りに寄ってきた。
何日も食べてないのに、どこにそんな力が残ってる?
その前の日だって、水鉄砲の水にじゃれたり。
苦しさを紛らわせるのは、楽しかった記憶だけなのだろう。

なんとか食べて欲しい、飲んで欲しいとのこちらの思いは、ウチノネコにとってはもはや苦痛でしかない。
水鉄砲で遊ぶけど、もう水を飲んでくれない。
飲ませようとすると、「だっこ」って両前足をあげる、イヤなことはごまかしちゃえ、ないつもの行動。

多飲多尿だったのに、ちっこをしなくなった。最後は逝く4時間前。
ちゃんと自分でリターに入った。ふらふらだった。長いこと座り込んでいた。
出なかったウ○チが、4日にいきなり垂れ流しになって、おむつをした。
最後のちっこの時は、ウ○チはなかった。おむつは外した。
少しの間だけど、プライドを取り戻してあげられた。

いつからだか寝る場所が洗面所に変わった。
そこにリターがあって、リターの蓋をぱかっと外して置いたら、その中に入って箱座りしてしまったから。
仕方なく、段ボールとタオルを敷いて、カバーにリターの蓋。
ダンナさんが、車の運転用背もたれをカットして、顎載せ台を作ったら、お気に入りになった。
横になって眠れないので、顎載せタオルや顎載せタッパーが必要だった。

今晩は寝ないで看病しようと決めて、洗面所が見えるところに寝袋を用意した。
水を飲んでくれないかな?と思ったけど、もう水鉄砲はダメだと思い、綿に水を含ませて与えてみる。
「むーん」と言って迷惑がる。
そんなになっても、少しでも何とかならないか?とラクトフェリンを指に付けて口へ付けてみる。
「むは」ってひどく辛そうにする。あわてて水鉄砲で洗い流す。
1時の時報。ウチノネコの子供の頃の鳴き声を、パソコンに取り込んであるのが、ニャーと。
それから何時もなく、苦しそうに鳴き出し、後ろ足でリターの蓋を蹴る。
数時間前も、前の日も、鳴いて、身を捩るようにしたけど、だっこしたり撫でたりしたら何分かで収まった。
こんなにどうしようもなく後ろ足を動かすのは今までになかった。
ああ遂に来た?....そんなに遠くに行きたい?

抱き上げて、ダンナさんのいるベッドへ。
か弱く鳴きながら、からだ中が力なく動く。
ダンナさんに聴診器を当てて鼓動を聞いてもらう。まだ有るという。
左を下にだっこしてる。右前足が伸びた。もう鳴いてない。
ほどなく、最期の息をした。目は大きく開いたまま。
息が先に止まったの?
場所を変えて寝場所の一つに横たえてみる。くなくな。
鼓動がない。目にライトを当てるも反応はない。

最期の声は覚えていない。かっかっていう音だけが耳に残る。
名前をたくさん呼んだ。夜中だけど、叫んじゃったかも知れない。
ウチノネコ、聞いててくれただろうか?

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