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「生物と無生物のあいだ」読了覚書

「生物と無生物のあいだ」福岡伸一著 をちょっと前に読了。
この本に期待したのは、分子生物学という鍵が、自分の死生観の鍵穴にかちっとはまるのかな〜?ということ。

本は、生物を研究し続けた科学者たちの歴史を順に見てゆき、彼らを取り巻くエピソードも交え、佳境は自分たちの最新の研究結果というエキサイティングな話。
その所々でも、生命のふるまいが説明されていまして、一般読者向けに親切で巧く書かれています。それでも頭を使う箇所がいっぱいありましたが。(^^ゞ

「鍵穴かちっ」と思った部分は、サラーリと書かれており、ちょっと拍子抜けでした。そりゃ、小説じゃありませんもんね。(^^;)

それは「原子の秩序」「動的平衝」「時間」で、最後の方で何行かに纏められています。

『生物には時間がある。その内部には常に不可逆的な時間の流れがあり、その流れに沿って折りたたまれ、一度、折りたたんだら二度と解くことのできないものとしての生物はある。』

ただし、ここに辿り着くのに、それまでを読んでいないと、やはり「?」なのかも。

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