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August 2008

ソプラノリサイタル

ジムのお知り合いの、歌のリサイタルに行ってきた。
いつもジムのヨガで一緒してて、身体の柔らかい声の綺麗な人。
音大を出てるなんて知らなくて「リサイタルがあるから来て」って言われた時はびっくり。
場所はいつも通ってるPACだし、すぐにチケットを買わせてもらった。

頭の芯に美声が染みてきた。
ソマリの鈴のような声のボリュームを最大にしたみたい。(^^;)
最初から最後まで、衰えない力強さ、繊細さ。
ソプラノってスゴイ。
今日は、痺れちゃった。

ついでに図書館に行こうと思ったら、土日祝は18時までだった。
もう、閉まってた。がっかり。

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モンスターおばさんになる

時刻は16時半。
斜め向かいの保育園はお迎えの時間か。
うちの前の駐車場に、母子らが屯する。

と。
子供が奇声を上げる。高くて長い、酷い叫び声。繰り返し繰り返し。
今日だけじゃない。毎日毎日。
・・・耐えられない。

意を決した。
お母さんに向かって「すみません。自動車の傍で遊ばせないでください。危ないから。」と言って、ここで屯するのを止めてもらった。

ベランダから引っ込んだら、お母さんの「このアパートの人に迷惑だったかなぁ?」というつぶやきが聞こえた。
奇声はどこか遠くで聞こえるようになった。

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バウッダ(佛教)

バウッダ:Bauddha(ブッダor仏の教えを信奉する人・サンスクリット語)という本を読んでいる。
ひと月以上前から読み始めたのに、他の本に行ったり休んだりして進まない。
図書館の本だから、次の人の予約がないかビクビクしながら、借りるの延長してる。(^^;)

書き手によってはちっとも頭に入ってこない文体の人がいて、どうやらそれに当てはまるみたい。(--;)
とっても内容の濃い、手元に置きたい本なのに、頭に入ってきてくれない。
龍樹のときもそうだったな。(^^ゞ
・・・て、ジムで自転車漕ぎながら読むからかなぁ?

落ち着いて家で読むほうがいい。頭には入る。
でもすぐに睡魔が襲ってくる。なんで〜〜?(T^T)

この本ですごいなぁと思ったところを散文的に書いてみる。

「釈尊」と「大乗の諸仏」(判然と裁断される)についての叙述。
日本の、現象としての仏教文化をして、バウッダ(佛教)とは言えないこと。無縁とは言えないが。
それを、文献学混じりの仏典研究を踏まえた歴史(歴史を踏まえた文献学か)で見たこと。
経とは何か?…お経と呼ばれているもの(^^;)・・・くらい、定義が困難で、おおよそ阿含教典(=アーガマ…釈尊の直接の教えを伝える資料文献)とは違うということ。
般若心経も。んぅ。

今はかけ離れてしまった感のある大乗仏教の祖は、「空」を説いた龍樹。
空とはとらわれないこと、って。
部派仏教の「無我」の不徹底を衝いて「実体及び実体的思考の否定としての空」が打ち出されたのが、初期大乗仏教。
だけど前の阿含経に説かれていた無我は理論じゃなく実践の課題としてであり、「執着の否定としての無我」or「無我とはとらわれないこと」。

それと、以下の大乗仏教運動と関わり合い方が、まだいまいちつかめない。

大乗仏教…多数の在家信者→ボーディ・サットヴァ(菩薩)の実践。「他者の発見」があり、六ハラミツ説が立てられ、変革の機運が運動に高まって六波羅蜜経が成立、全体を統括するプラジュニャー・パーラミター(般若波羅蜜)という完結した形に整備され、般若経が登場した。
余談:波羅蜜の意味が「完成」のはずがチベットや中国に「到彼岸」として伝わっている。

さて、般若心経・・・という、まだこのあたりを読んでいる。。。

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インド舞踊とお食事会

ジムの先生が踊るのを見る会@Meera があったので、行ってきた。
一緒にお食事や、抽選会があって盛り沢山。

最初は飲み物から。マンゴーラッシーとアイスチャイばかりおかわり。
アルコール類もあるけど、後で暑くなるので止めた。
次に先生の踊り。
前半はサリーを着て、ボリウッド・プリンセス・ダンスとでもいうような、女らしい踊り3曲。
Silsila ye chahat ka
Baili piya
Kokku parapara(チャンドラムキ)
後半はレンガ・チョリを着て、ラジャスタニーな振り付けも入った元気な踊り、3曲。
Ye Rishta(ミーナクシ)
Kajla re
Jawani char dinan di(アジャナチュレ)

人が舞台で踊るのを見るのは、タリバリ以来かな?
生の踊りはやっぱりいいなぁ。。。それもアジアのもの。
難しそうなのもあって、ああいうのは、私らジムの初心者な生徒には無理だわね?(^^ゞ

そしてインド料理。Non-Vegeで2人でマトンとフィッシュを注文してみる。
マトンが美味しかった。何て言ったっけ?ブナーゴーシュト?(玉葱とピーマンが入ったマトンカレー)。カルニチンかな?後で暑い。(^^;)

終わって駅に出たら、すごい人。花火の日だったのね。
雷も光って鳴ってた。
雨が降りそうだったので、急いで帰ってきた。

おなかいっぱい;;;

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芸術の夏は眠い--#

真夏のモーツァルト。HPACに行ってきた。
安永徹をゲスト・コンマスに迎え、Vn引き振りでモーツァルト:Pcon17とsym40、そしてマルティノフ:〈カム・イン!〉(日本初演)ピアノ(とチェレスタ)は市野あゆみ。
お目当てのChristopheさんはいなくて残念だったけど、弦はさすがに安永さんに触発されて?いい音〜♪
カム・イン!はVnの独奏と室内オケ。
チャイコのおお人事じゃなくセレナーデみたいな始まり方だけど、チェレスタとぽこぽこ(正式名称はウッドブロック?)がミニマルに鳴り出すと違う物に。
Vnの独奏はきっと安永さんでないとみんな耳を塞ぐでしょう・・・て程、キーの高い音が多く使われる。天上に昇る高揚感を表現するか。
宗教音楽みたい。でも全体には優しく甘美な感じ。
同じ様な繰り返しが6回。私は飽きてしまったけど、ダンナさんは「葬式にはこれを使って〜」くらい気に入ったらしい。Vnがうまいからでしょう。安永さんおそるべし。

演奏の前に市野さんが曲の説明。(市野さんの説明と私の解釈・つまりちゃんと覚えてない;;;)
マルティノフ自身が作品に付けた解説によると「平和は自分の心の中のどこかにある。そこに行く扉を探して見つけてノックしたら必ずや〈カム・イン!〉と返事があるだろう。できるのは本人だけ。それが人生。」とのこと。
「国や民族や宗教を超えた本当の平和は、ひとりひとりの心の奥底に探しに行くものだ」と受け取る。
仏教者にはよーわからん(あの高揚感がね)。悟りは音も何もないのだもの。

Pconとsymは文句なく気持ちよかった。爽やかな一滴の清涼感。
・・・Zzz・・・ってこら!見回したら3人に1人は寝てるじゃないの?
膝に置いたプログラムが「ばしっ」って床に落ちる音、隣のおねーちゃんがぎしぎし椅子を鳴らして船を漕ぐ音。
PACだから響くこと。(--;)

アンコールはグリーク:ホルベアの時代より

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8/14〜15の逃避行

毎年毎年毎年毎年うんざりな盆踊り。
音声のセンスが悪すぎて、軽薄この上ない。
(スピーカーでがなる必要がなぜあるの?)

今年もジムに逃げることにする。

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今年のmy観月会

カレンダーを見たら、今年の中秋の名月は9/14(日)。
本当の満月は15日(月・祝)なんだけど。

去年はコンサートがあって、お月見はできず。
今年は良い具合に12日(金)で予約してあった。

13日(土)に奈良のお寺でバラタ・ナティヤムの奉納がある。
それを組み入れた1泊旅行ができないかな?
うむむ、でも13日は十三夜なのね〜。
それに、踊るのは先生じゃないし。うむむむ。

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Bauddha について(続)

バウッダ…佛教
で、龍樹(ナーガルジュナ)が八宗(全ての宗)の祖と言われている理由がわかった。
中論しか知らなかったけど、他の論書の数々も必読とされて後世への影響は大きい。
彼の伝記は粉飾に富み、中には密教的潤色が付加されたのもあるそうだ。
あーあ・・・(--;)

と。
第4部の中村元による論文「『宗教』と『哲学』の意義」がためになった。
これは「比較思想研究」第11号に「世界の諸伝統における『哲学』と『宗教』の意義」として掲載されたもの。後に更に言葉を加えて「比較思想の軌跡」東京書籍1993刊 に掲載されている。
とにかく複雑だけど、何度も読み返したいなぁ。(この本、買い置き決定・売られてなく中古本はぼったくり値段だけど)

自分が考えていた「宗教」とは〈神〉(超人w)の存在が必須条件と思っていたが、「哲学」にだって〈神〉(正義としての)の存在はあるし・・・とにかくそんな単純なものではない。
西洋、インド、中国・日本と、哲学や宗教にあたる言葉を比べることで、どんなものかが浮き上がってくる、みたいな。

ちなみに日本が「宗教」という言葉を作ったのはreligionを訳したとき。
宗:原初的・根本的な究極の原理or真理(言語をもってして表現できない)
教:教え、説明(言葉に依る)

仏教は、日本で西洋思想が導入される前は、仏道(仏による生き方)と言った。
道:古代中国・日本で哲学・宗教に相当したもの

て、それだけかい?なわけないんで〜書き足りない書き足りない。(汗)

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病気の臭い

花粉症で鼻が壊れたダンナさん、鼻血が出るだけじゃなく、匂いが判らなくなってるらしい。
「ごはんが美味しいかどうかわからない」と言う。早く治してもらいたい。

健康ニュースで「病気のサインでもある体臭・口臭」というのを見た。
まずは普段の自分の体臭を知っておかないと。(って、自分で判らないダンナさんの分は誰が;;;)

病気じゃなくても出る臭い・・・
 古くなった油の臭い →ストレス臭
 ロウソクのような臭い →加齢臭

要注意な「口臭」・・・
 甘酸っぱい(柿の腐った様な) →糖尿病、過激なダイエット(飢餓臭とも言われる・アセトンの臭いだとか)
 
腐った卵 →胃腸病
 ネズミ臭・カビ臭 →肝機能低下、慢性肝炎
 腐った肉 →蓄のう症、扁桃腺炎、肺炎
 アンモニア臭 →腎機能低下、尿毒症

要注意 その他・・・
 汗のアンモニア臭 →腎臓機能低下、冷房病、夏バテなど
 
体が魚くさい →魚臭症候群(トリメチルアミン尿症
 
便の腐敗臭 →便秘など腸の機能低下
 
尿が甘酸っぱい →糖尿病、過激なダイエット
 
尿の強いアンモニア臭 →膀胱炎、尿道炎

ネズミ臭って・・・どんな臭い?

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myお月見用メモ(名月祭)

京都での催しについて、ホテルフジタのメルマガより。

○中秋の名月 9/14(日)○
今年の中秋の名月は9月14日(日)です。
中秋と仲秋がありますが、どちらも間違いではないようです。

 中:真ん中 仲:季節の中ごろ 

という意味があるようです。

この日は各地で名月祭が行われます。
  ◎大覚寺
  ◎北野天満宮
  ◎下鴨神社
  ◎上賀茂神社
  ◎平野神社
  ◎妙心寺塔頭退蔵院
  ◎萬福寺

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西国三十三所展

奈良。
てくてく歩いたので、あんまり暑くなくて助かった。
鳴いているのはツクツクボウシ。我が家近辺では今年、まったく聞こえてこないけど。

西国三十三所展に行く。
22日は夫婦割引で半額になる。知ってる人、どれ位いるのかなぁ?
仏像は、南円堂の燃えた不空羂索観音を忠実に模したという像が気に入ったなぁ。
・・・どこのだっけ?(^^ゞ
昔の巡礼用地図が引き延ばされて床に。
皆、辿ってみたくなると思うわ。

月日亭で昼食。奈良のうまいものを集めたという点心膳。
あと、ならまちを地図を片手にうろうろする。
地図をしょっちゅう見ていないと迷子になる。
やっと「格子の家」に辿り着く。
平日だから、夏休み中の子供はいても、空いている。
雰囲気、良いなぁ。また来たいと思った。

佐久良で吉野葛のくずきりを味わい、吉野杉の割り箸を買って帰る。

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マハラニだも〜ん

今日はインドムービーダンスの特別レッスン。
レッスンというか、サリーを着付けて軽い踊りを習う、お茶とお菓子とビンディとお土産付きのお楽しみ会。

朝、ジムのルーティンを済ましてから行く。

そうそう、ジムの休憩所でお昼してたら、借りてる「ウィトゲンシュタインから龍樹」本に反応する女性が!
「興味があるんですけど、どんな本を読んだらいいかわからないので、教えてください」と。
ぎぇ〜私に聞かないで。(汗)
だって、彼女が持っていた本は、高橋昌一郎「理性の限界」だよ?
でもすごい偶然、同じケイタイ持ってるし。(^^;)
お名前はケイタイの今日のイベントの所にメモ。

で、インドのダンス。
まず、着付け。
順番は 1.端からペチコートに挟み込みながら左から右に一周巻く(端を結ばないのは踊るとき足が楽に開くように)。
2.もう一周軽く巻く(挟み込まない)。
3.サリーの端の綺麗な方を縦に持ち、肩のプリーツを右向きに作る。(このプリーツは踊るためと、高級サリーを着付けるときなどにする)。ふくらはぎくらいまで垂らして位置を決め、安全ピンでブラウスごと裏から留める。
4.前垂れのプリーツを左向きに作る。大体の位置から始めても先にプリーツをペチコートに挟んでから整えればOK。で、できあがり。
ペチコートは必須。紐で縛るタイプ。きつーく縛って、サリーを着崩れないようにホールドさせるため。暑いなんて言ってたらダメなのね。

自前のサリーを用意するも綿なので、化繊のみたいに綺麗なプリーツが出にくいところ、先生に着方を教わることができた。ラッキー。
曰く;プリーツを作ったら、ペチコートに挟み込む前に、他人にプリーツ部分を叩いてもらうといいそうだ(手アイロン)。なるほど〜。

踊るナンバーはBaili piya 前に踊りの会で見たもの・・・。
1時間ほどで曲の半分くらいの振り付けを習った。
手話は間違えばまったく予期せぬ意味になったりするから、いちばん注意しないといけないところ。
「あ、びっくりした」が「あっち行け」になる〜。(汗)

楽しかった。
あとの写真撮影と、おやつ(サモサとお飲み物)もグー。
一緒に行ったジムのオバサンも満足してくれたかな〜?(^o^)

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准胝観音は?

上醍醐の准胝堂が火災で全焼してしまった。
落雷だろうか。
准胝観音は・・・?
去年の開扉で見たとき、黒く焦げたみたいだった。
前に火災でもあってそうなったんだろうか、と思っていた。
助かって欲しい。

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2体の准胝観音坐像

不幸中の幸い。

んで、拝顔させてもらったのは、どっち???(汗)

http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/kyoto/080825/kyt0808250153000-n1.htm より
「一方、本尊の准胝観音坐像は2体あり、1体は焼けたが、残る1体はドイツ・ボンで開かれている醍醐寺展に出展中で、難を逃れた。准胝観音坐像は9月に戻り、女人堂に安置される予定。」

たった一体の御本尊だと思っていたし、御開扉の時にしか拝顔できないのが、海外にお出ましとは。。。(^^;)

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ウィトゲンシュタインから龍樹へ

黒崎宏「ウィトゲンシュタインから龍樹へ・私説『中論』」を読んだ。
哲学者による仏の教え解説(私説)。
おかげで「中論(三枝充悳訳)」読みかけて「龍樹」読んでみて、すんなり頭に入ってこず理解不能だったので、かなり凹んでいたのが、気が楽になったかな。(^^ゞ
とりあえず、はじめに と おわりに だけ読んでもOKかと。(^^;)
あ、でも中論も龍樹も読んでない人は、これ1冊で済ませるか?(^_^;)

はじめに より 抜粋
****ここから****
 のっけから「序」において、「八不」と言われる「不生・不滅・不常・不断・不一・不異・不去・不来」を称揚して度肝を抜き、第一章では、そのうちの「不生」についての敵対者からの反論に対して徹底的に論駁し、第二章では、「去るものは去らず」と、矛盾以外のなにものでもないことを言い、第三章では、「〈見る主体〉も〈見る働き〉も〈見られるもの〉も存在しない」と、無茶苦茶なことを言い、第四章では、「物的なものについても、心的なものについても、いかなる分別的思考もなすべきではない」と、思考の放棄を宣言し、…。そして第二十五章では、「ブッダは、いかなる教えも説かなかった」と言って、見る眼を疑わせるのである。そうであるとすれば、(全100巻とも言われる)あの膨大な大蔵経などは、一体何なのか。
 これが、「八宗の祖」 — 言わば「大乗仏教全体の祖」 — と言われるナーガルジュナ(漢訳名「龍樹」)の『中論』を一読した限りでの、おおかたの第一印象であろう。しかし『中論』は、決して支離滅裂なことを言っているのではない。それは、極めて論理的な著作なのである。そうはいっても、あまりに論理的すぎて、難解であることには変わりがない。ここでわれわれは、神秘的なことは勿論のこと、超越的なものも仮説的なものも一切排除して、ただひたすら事柄そのものそれを私は〈言語ゲーム〉であるとするに肉薄すべきなのである。(『中論』には、仮説的なものを立てての説明的な部分は全くないのである。)おそらくこれが、『中論』をわがものとする最高の秘策であろう。そうすれば、眼前に新しい世界が開けてくるはずである。
(略)
ウィトゲンシュタインの「言語ゲーム論」の核心は、すべてのもの一切を、心的なものも物的なものもおしなべて言語的存在とみなす、ということである。すなわち、言語を離れたもの — 言語以前に実体としてあるもの — なるものは一切存在しない、というのである。言い換えれば、一切は言語的存在であり、意味的存在なのである。この世界像が「五蘊皆空」(一切は空である — 実体は存在しない — )を唱えるの般若の — そして『中論』の — 世界像と直結しうることは、容易に見て取れるであろう
(略)
 『中論』と『般若心経』は、同じ思想を展開しているのであろうか。実は私には、必ずしもそうとは思えない節がある。私には、両者にはいくらかのズレがある、と思われるのである。それは、『般若心経』と言えば「色即是空・空即是色」であるが、この言葉は『中論』にはないし、また、有り得ないから、である。『中論』には「不一不異」の原理が貫いているが、その「不一」の部分が「色即是空・空即是色」の「即是」の論理と両立できないのである。(第二章の第7偈を参照)
(略)
****ここまで****

おわりに より 抜粋

***ここから****
(略)
実は、私の『中論』との格闘には、もう一つの契機があった。それは、中村元著『龍樹』の新刊案内の解説に、こうあったことである。
 真実に存在するものはなく、すべては言葉にすぎない。
 深い思索と透徹した論理の主著『中論』を中心に、
 「八宗の祖」」と謳われた巨人の「空の思想」の全体像に迫る。
真実に存在するものはなく、すべては言葉にすぎない」とは、聞き捨てならない言葉である。これは、龍樹の『中論』の中にある言葉であろうか。中村元の解説の中にある言葉であろうか。あるいは、編集者の言葉であろうか。
(略)
 そのような言葉はどこにも見い出せなかった。それでは、「真実に存在するものはなく、すべては言葉にすぎない」という言明は、誤りであろうか。私は、必ずしもそうは思わない。問題は、すこし不注意で、すこし言い足りない、ということである。私は、本来ならば「ものには実体がなく、すべては言語ゲームである」(1)と言うべきであった、と思う。そして、かく言うとき私は、その裏に「しかし、真実に存在するもの(実存)はある、それは言語ゲームである」(2)ということを込めているのである。そして、この(1)と(2)を合わせたものこそ、「空の思想」の(後期)ウィトゲンシュタイン的表現ではなかろうか
(略)
****ここまで****

ヒントにはなった。
けど、言語ゲームが実存て…;;;
やっぱり、哲学に行かずに、仏の教えに戻ることにします。。。

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西国三十三所の秘仏たち

本も出たし、そろそろ準備しなくちゃ・・・西国33の秘仏開扉。
この機会にしか見られないかもしれない、秘仏中の秘仏をピックアップしてみる。

  • 2番 紀三井寺 十一面観音,千手観音 50年に1回、21年振り 2008.10/10-20, 2009.10/10-20, 2010.3/1-10
  • 3番 粉河寺 千手観音 本堂の本尊は絶対秘仏。今回はやはり秘仏である千手堂の本尊が公開。217年振り 2008.10/
  • 10番 三室戸寺 1尺2寸の千手観音 83年振り 2009.10/〜11/
  • 12番 岩間寺 H.2に360余年振りの開帳 19年振り 2009.10/17〜11/30,2010.4/17〜5/17
  • 14番 三井寺 29年振り 2009.10/3〜11/, 2010.3/17〜4/18
  • 18番 六角堂 136年振り 2008.11/8〜09.1/5, 2009.3/3〜4/12
  • 21番 穴太寺 聖観音(昭和の作)27年振り 2008.10/, 2009.9/, 2010.5/
  • 26番 一乗寺 22年振り 2009.11/1〜30, 2010.5/11〜30
  • 28番 成相寺 3年振り33年に一度で次回は2038 2008.9/7〜11/30, 2009/4/5〜5/31
  • 29番 松尾寺 77年振り 2008.10/〜09.9/
  • 30番 宝厳寺 60年に一度 2009.5/1〜15, 2010.5/1〜15
  • 31番 長命寺 千手観音,十一面観音,聖観音 61年振り 2009.10/
  • 32番 観音正寺 H.5に焼失、現本尊の胎内仏(秘仏)を公開 2009.10/, 2010.5
  • 33番 華厳寺 52年振り 2009.3/1〜14

奈良国立博物館 西国三十三所展 にて 2008.8/1〜9/28

  • 7番 岡寺 菩薩半跏像 本尊の胎内仏
  • 8番 長谷寺 十一面観音立像 宝相華唐草文様を透彫りした光背がよく見える
  • 16番 清水寺 (奥の院安置)千手観音坐像 H.15に243年振りに開帳されたSaigoku33ten
  • 27番 圓教寺 如意輪観音坐像 2年前に514年振りに開帳された

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仔猫拝見

猫友達からメールが入り、ソマリ猫に会ってきた。
一年以上ぶり。
仔猫がruddy男ruddy子red男red子と生まれて。
生後40日、かわいさ爆発の時期。
そしてお馴染みの大人ねこ3人ともお元気で。

ダンナさんと車で出かけた。
不要品の、車用カーペットと、アウトドア用ねこテントと、折り畳みねこトイレを引き取ってくれるって言ってくれたので。今まで「大きすぎて、押し付けたら迷惑かな?」と思っていたのを〜。
ウチノネコの思い出の品々が無くなるのは寂しいけど、いつかは諦めないとダメだし。

仔猫の写真をいっぱい撮らせてもらった。
その一部。
0808301_2  0808302

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日食

もう何年も前から楽しみにしてたけど。
いざ「仮予約」なんて言われる時期に来て、さてどうしたものか悩んでいる。
来年の皆既日食。

もっと若かったらなぁ。
何も考えずに突っ走ってると思う。
でもこの歳になったら、両方の親がどうなるかわからないしなぁみたいな、重たい何かが「仮予約」すら迷わせる。
仮予約なのに、キャンセルしたらキャンセル料いただきます、って・・・;;;

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