カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

「昭和史講義 戦前文化人篇」

の中の、第三講、鈴木大拙だけが読みたくて、図書館で借りてきた。(図書館に買ってもらった)

前に哲ちゃんの講義で、参考として出されたんだけどプロジェクターが見づらくわからなかったところ:「霊性」とは。
で、佐々木閑が書いた第三講を全部書き写して勉強の続き(^_^;)

鈴木大拙の世界観の中心概念は「霊性」。
が、一体「霊性」とは何か、という実体が見えてこない。
でその「霊性」を一旦「  」(空欄)にしてしまい、その空欄に、個々人の嗜好に合った神秘存在を代入してみる・・・。
と、あら不思議(笑)…私、笑ってしまったんだけど…ここ笑うところ?

例として、

 「霊性」→「真如」(『大乗起信論』)
 「霊性」→「仏性、如来蔵」(後期大乗仏教の一系統である如来蔵思想、および密教。それが天台宗を
      初めとした多くの日本仏教の基本教義ともなっている)
 「霊性」→「梵と、その個別顕現としての我」(ヒンドゥー教の梵我一如思想)
 「霊性」→「浄土、極楽」(浄土教)
 「霊性」→「霊界」(スエーデンボルグ)
 「霊性」→「いのち、こころ」(現代の大衆迎合型仏教)
 「霊性」→「大和魂」(日本人の特異性を信奉する諸思想)
 「霊性」→「言語アーラヤ識」(井筒俊彦)

「霊性」→「  」ていうような言説は、釈迦の教えとは違う。
「世界の背後になんらかの神秘的実在を想定することが間違い」なのだから。

鈴木大拙に関して言えば、そんな釈迦の教えとは真反対の言説を世界中に「禅」として広めてしまった、てどうなの?って私は思うんだけど。
ニセ馬鳴が『大乗起信論』を書いていなかったら、とか。

とにかく、神秘とか真理とかいうのが苦手だったから仏教に惹かれたのに、鈴木大拙については、これ以上深く知りたいとは思わなくなった。

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本、やっと届いた

予約してた本がやっと届いた。
予約したのが4月24日、発売日が5月16日だのに、2日後にやっと(泣)
普通、発売日に届くように発送するよね?
楽天ブックスでポイント使って買った私の所為?(^^ゞ

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サピエンス全史(下)

歴史家のハラリが、自分の専攻ではないにもかかわらず、仏教に真摯で知的に誠実だと宮崎哲弥氏が「仏教論争」で書いていたので、この本を興味深く読みました。『19章 文明は人間を幸福にしたのか』(特にこの章 他にも出てきますが)に仏教について語られています。ハラリは前編でホモ・サピエンスの繁栄は「言語という能力の獲得による虚構」と書いており、仏教はその言語を根底から批判するのです。仏教(の方法)は、これからの人類に向けての一筋の光明となればいいのだが、などと思うのです。

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「三日めのかやの実」

TVを見ていて、かやの実が美味しいらしいので思い出した。
ひろすけの童話。
タイトルを忘れたので検索したら「三日めのかやの実」だった。
「むく鳥のゆめ」や「よぶこ鳥」より、「三日めのかやの実」が好きだった小さい自分。

参考: 復刊『ひろすけ幼年童話』集英社版・全7巻

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サピエンス全史(上)

カバー裏に主題のようなもの:

*****ここから*****

アフリカでほそぼそと暮らしていたホモ・サピエンスが、
食物連鎖の頂点に立ち、文明を築いたのはなぜか。
その答えを解く鍵は「虚構」にある。
我々が当たり前のように信じている国家や国民、企業や法律、
さらには人権や平等といった考えまでもが虚構であり、
虚構こそが見知らぬ人同士が協力することを可能にしたのだ。
やがて人類は農耕を始めたが、農業革命は狩猟採集社会よりも
苛酷な生活を人類に強いた、史上最大の詐欺だった。
そして歴史は統一へと向かう。その原動力の一つが、究極の虚構であり、
最も効率的な相互信頼の制度である貨幣だった。
なぜ我々はこのような世界に生きているのかを読み解く、
記念碑的名著!

*****ここまで*****

・・・という主題は大変興味深い。
でもね。前の「なぜ今、仏教なのか」もそうだったけど、著者は雄弁、というか、おしゃべりが過ぎる。
別にこのエピソードなくてもいいんじゃない?と思うような文章が多いの。
豆知識だから、全部頭に入ればすごいんだけど。
目が字を追うのに疲れた。読み聞かせてくれるサービスが有ったらいいのに。

「サピエンス全史」から仏陀について(宮崎哲弥)

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自死に近い死

人はいつ、「死」について考えてみる気が起こるんだろう?

今日未明かっちゃんが亡くなった。
急性肝炎(劇症肝炎?)で入院してからも、酒を飲み続けていたとの話も。
(それを知っている?)てっちゃんが「自死に近い死だったと思う」とコメント。

ちょうど「『死』とは何か」 Shelly Kagan イェール大学で23年連続の人気講義 という本を読み終わるところだった。
まったく偶然にも、読んでいた最後の第9講は「自殺」。
読みながら、かっちゃんの事ばかり考えていた。
かっちゃんってもうずっと長いこと、もしかしたら病気になるもっと前から、死と向き合ってた人なんだろうなぁと思う。

「死」とは何か 抜き書きメモ:
死についての最終講義 より
(ボールドになっているところは実際は・で強調されている)
***ここから***
 魂など存在しない。私たちは機械にすぎない。もちろん、ただのありきたりの機械ではない。私たちは驚くべき機械だ。愛したり、夢を抱いたり、創造したりする能力があり、計画を立ててそれを他者と共有できる機械だ。私たちは人格を持った人間だ。だが、それでも機械にすぎない。
 そして機械は壊れてしまえばもうおしまいだ。死は私たちには理解しえない大きな謎ではない。つまるところ死は、電灯やコンピューターが壊れうるとか、どの機械もいつかは動かなくなるといったことと比べて、特別に不思議なわけではない。
 (中略)
 そんなわけで、死について考えるとき、死を深遠な謎と見なし、恐ろしくて面と向かえず、圧倒的でぞっとするものと捉えるのは適切ではない。適切ではないどころか、死に対する比類なく合理的な応答にはほど遠い。思うに、死を恐れるのは不適切な対応だ。
***ここまで***

訳者あとがき より 抜き書きメモ
***ここから***
 さて、著者は本書の目的について、こう述べている。
「大切なのは、みなさんが自ら考えることだ。突き詰めれば、私がやろうとしているうちで最も重要なのは、死をしっかりと凝視し、私たちのほとんどがけっしてしないような形で死と向き合い、死について考えるよう促すことだ」
「(中略)・・・みなさんが最終的に同意するかどうかよりも大切なことがある。それは、この機会にみなさんが自分の信念を批判的に検証できたかどうか、つまり、何が真実であることを自分が望んだり、願ったり、当然だと思ったりしているかだけでなく、何が実際に擁護できるかも自問することができたかどうかだ」
***ここまで***

(全然仏教的じゃないけどこれ哲学だから~、な)表紙カバーより
***ここから***
どのような生き方をするべきか?
”誰もがやがて死ぬ”ことがわかっている以上、
この問いについては慎重に考えなければなりません。
どんな目的を設定するか、
どのようにその目的の達成を目指すか、
念には念を入れて決めることです。

もし、死が本当に”一巻の終わり”ならば、
私たちは目を大きく見開いて、
その事実に直面すべきでしょう。
――自分が何者で、
めいめいが与えられた”わずかな時間”を
どう使っているかを意識しながら。
***ここまで***
あー、これ、要らんかな。。

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電子書籍を試してみるか

宮崎哲弥「仏教論争」をざっと読んだけど、理解できてない。
集中力がないと、目が文字を追うだけで頭に何も入ってこない。
特に近代仏教学者の書物からの引用が難しい。
仏教用語もまだ理解できてないし。
てっちゃんの言葉で難しい漢字がないところだけを読んだ感じ(^^;)

で、ダンナさんに言ったら、Kindole貸してくれて。
漢字に詰まったら、字引きが使えるという。

もう一度、新書版を読み直してるんだけど、電子書籍を使ってみるかな。。

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インド(クリスタル)メモ2

旅行会社の宣伝文句で「神秘の国インド」などと形容されているのを鼻で笑っていたのだが、インドクリスタルを読んでいて、インド旅行中に出会った女の子とか思い出したら、笑えなくなった。
いたよ、こういう子。今喋った言葉をそのままリピートできる子。
とか、計算の速さとか、覚えの良い事とか。知識欲もキラキラ良い感じだった。
小さいのに働かされてる中、もったいないなぁって思わされる子供たちによく出会った。
日本でも会社のインド人社長、万単位の暗算する位、計算得意だった。

「インドのどこが好き?」って聞かれても一言で「神秘的なところ」とは言えないけれど、日本では感じたことがないような、計り知れない可能性に惹かれるのだな。というか、敬服する感じかな。いや、畏怖かな?

神秘的って言っても、宗教的な部分ではないよ。
どうしても受け入れ難い。
建築や美術に宗教の知識を必要最小限だけ。
原始仏教につながるインド哲学は興味あるかな。

日本から見たらインドはまだ後進国と思ってる人は多いだろうし、そう思われても仕方ないような社会的事件が起こってることが残念で仕方ない。

でも下に見てたら恐いってば!

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語る禅僧文庫版11/10

南直哉「語る禅僧」が、文庫版で出る!(ちくま文庫)
メモ。

追記:解説は宮崎哲弥

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ヴェイユとシオラン他

昨夜は生暖かい南風で、台風並みの突風が吹いた。
今日になり、記録的な風速を記録したところが多かったということ。

南風の後は、西からやってきていた黄砂に包まれた。朝から昼まで。

大阪でソメイヨシノが開花との発表。
2002年3月20日に続き、1953年の観測開始以来2番目に早い開花で、1990年とタイ。
うちの御室桜はまだ芽が出たところ。

宮崎哲弥氏が若い頃影響を受けたという、2人の思想家の本を探しに図書館へ行った。
ヴェイユの「重力と恩寵」を借りた。
シオランは・・・もう、年寄りには向かないと思って止めた。悩める若人向き。

同じ日、借りたいと思って予約してた橋元淳一郎「時空と生命」まで、貸し出しOKになってしまった。

手元には「仏典をよむ」がある。

Yさんに借りた「毎日かあさん」が数冊ある。

大叔母さんが亡くなり、明後日告別式。

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